小児泌尿器について
小児の場合先天性疾患などが潜んでいる場合がありますので、これらを勘案して診察させていただきます。
主な疾患
亀頭包皮炎
包皮に起きる細菌感染症で、包皮の発赤、腫れ、排尿の痛みを伴うことがあります。治療の基本は、抗生剤の外用です。
包茎
包茎は先端の包皮口が狭く亀頭が完全に露出できない状態です。小児の場合には生理的に内側と外側が癒着しているために露出ができないこともあります。生理的な癒着は心配ありませんが、包皮口が狭い場合には包皮の反転や軟膏を用いた治療により、手術をすることなく改善することも可能です